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□シンデレラの魔法
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「…そんなもん関係ねぇよ。シンデレラとか何とか、関係無い。お前はお前だ」


アルト君から言われた言葉に目を見開く。


「…私は、私?」


「どんなことがあっても、ランカはランカだ」



私は私………

その一言で自分を認められたような気がした。



でも、ダメだ…

ここでアルト君に甘えちゃダメ


「……そんなこと言わないで!そんな優しいこと言われたらっ…」


「泣きたきゃ泣けば良い。我慢すんな」
                           
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