マフィアの君と私

□嵐の守護者
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遅せぇ!
あんのばか、何やってやがんだ!
俺と十代目と野球馬鹿は咲が来るのを待っていた


「十代目!もう、行きましょう」

「でも…」

「女の子一人にするのはよくないのな」

「てめーは黙ってろ、野球バカ!」

「遅くなってごめん!」


走ってきた咲
髪はボサボサで制服もしっかり着ていない


「おせーんだよ!」

「しょうがないでしょ!寝坊しちゃったんだから」


ムッと顔をしかめ、口を尖らせる


「まぁまぁ2人とも!」


十代目に止められる


「早くしないと遅刻するのな」


「「げっ」」


俺達は山本の言葉で学校へと急いだ




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