桜散る

□一生一緒 ver沖田
1ページ/1ページ





結核

そう、聞かされてから数週間がたった

誰にもばれていないと思ってた

でも・・・・


「いつになったらみんなに言うの?」


強めの口調

だけど、どこと無く心配そうな声


「なんのこと?」

「はぐらかさないで
病気の事よ」


ばれてるなんて思っていなかった

だから

びっくりした


「何よ
その顔
私が知らないとでも思った?
総司の事ならなんだって知ってるんだから」


偉そうに言う舞


「そう
さすがだね」

「・・・・・ねぇ
総司
お願いだから
一人で抱え込むの止めて?
ずっと傍にいるんだから少しくらい頼ってくれたっていいんじゃないかな」


そう言った舞の目は寂しそうだった


「抱え込んでるわけじゃないよ
ただ、言う必要がなかったから言わなかっただけ」


そう強がってみせるけど、舞にはおみとうしみたい


「そんなこと言って
無理してるようにしか見えないから」


そう言って、舞は僕を抱きしめた


「これからも一生一緒だよ
だから、隠し事はしないで
お願いだから・・・・・」


僕はただただ頷く事しか出来なかった


「これからも一緒だからね?」







一生一緒

(総司ってホント強がりっていうか性格が子供っぽいっていうか・・・・・
ま、そんなところも好きなんだけどね)


[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ