フェアリーテイル*夢小説*

□ナツside
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「・・・・おぶぇ・・」



「ちょっとナツ!!絶対吐かないでよ!!!」



「だめだ・・・ルー・・・ぉえ・・っ」



「ちょっとぉぉおーーー!!!?」












「ふぁー・・・生き返ったぁ!!」



ナツは乗り物からやっと開放され、復活。
逆にあたしはというとテンションDWON↓



・・・・誘う人、間違ったぁ。








――二日前






「ねぇみんな!!この間仕事で行った○○から手紙が届いたよ!!」



「お、どれどれ・・・見してくれよ」



「ちょっとグレイ、また裸!!」



「おわぁ・・・っ!?」




もう・・・いつになってもグレイの脱ぎ癖は直らない。
こっちの身にもなって欲しい。





「私が読もう」





するとあたしの隣からスッと手が伸びてきて、手紙を取る。
エルザだ。





「『以前は誠にお世話になりました。
この間友人からこのチケットを貰いましたが、
残念ながら私達は仕事があり行けません。
よろしければみなさんが使ってください。

――○○』」



「え、チケット?なんのだ?」





やっと服を着たグレイが身を乗り出して手紙を覗く。
あたしも気になってグレイと同じように身を乗り出した。





「あ、このチケット・・・。
最近出来たばっかりの高級ホテル、“レヴェイユフラン”じゃない?!」





あたしはチケットを手に取り、目を見開かした。





「な・・・っ、まじかよ!!すっげぇラッキーじゃん」





グレイの言葉にあたしも歓喜の声を上げた。





「うん!!依頼受けててよかったぁー!!(報酬狙いだっただけw)」



「だが期限も近い。明日は仕事があるし、その翌日に行こう」





エルザの言葉にあたしたちは頷いた。





「・・・ん?3人ともそこでなにしてんだ?」



「あい!」



「ナツ!・・とハッピー」




ナツはそのまま「何持ってるんだよ?」といって、
あたしの手にあるチケットを見る。





「この間仕事した所の人からホテルチケットをもらったの。
1泊2日の4枚様分!!しかも遊園地とかも付いてる高級ホテル!!」




あたしは興奮しながら話していたことをナツに話した。





「へぇ、なんか美味そうな料理とかでんのか?」




と聞かれあたしは大きく頷く。





「おぉ、行く行く!!!!」




ナツはチケットを手に取りクルクルと回り始めた。
ハッピーも同じように魚を回しながらナツと同じように回りだす。





「よし。話は済んだことだし、明日の依頼の準備をするぞ。
そして夕方には出発する」



「うん!」





楽しみだなぁ♪
あたしは仕事中、ずっとニヤニヤしっぱなしだった。












「わぁ・・・すごい!!綺麗!!」



「つーかデケーなー」




高級ホテル、レヴェイユフランにてあたしたちは目を見開く。
広いってもんじゃない!!!てゆーかホテル剥bチっ・・・??!





「うぉーすげー・・・っ!!!
なぁハッピー、あの肉美味そうだな!!」



「あい!けどオイらはあの魚の方がいい!」



「荷物も置いたことだし、自由行動にしようか」



「うん!! ねぇ、みんなで遊園地行こうよ!せっかくあるんだし」







あたしの言葉にエルザは苦笑いをした。





「すまないルーシィ・・・。
さっき下にギャンブル場があってもう予約してあるんだ」




「えぇ?!じゃあ、グレイは?」



「オレか?俺はあそこのアイススタジアムって所に行きてぇんだけど・・・」




「そんなぁ・・・・」







しょぼーん・・・・。





「悪いな。パレードは行くからそん時合流しようぜ!」



「あぁ、パレードは夜からだったな?
それまでは私もギャンブルに居るから、何かあったら言ってくれ、ルーシィ」





二人はそれじゃ、というとスタスタと行ってしまった。





そ、そんなぁ・・・。

一人だけは絶対に嫌っっ!!!!





「なあ、あそこのレストラン行かねぇか?
なんか“早食いで無料”とか書いてあるぞ!!」





あたしは何も考えずに無意識にナツの襟を掴むと・・・、




「ナツ、遊園地行こっか・・・!!」



「なっ、オレはあそこの店に・・・、
買Oッ・・・!ルーシィ、首、首絞まるって!!」



「それじゃあレッツゴー♪」





暴れるナツを無視してあたしはズルズルと引きずって行った。





ナツが乗り物に弱い・・・・ということを忘れて・・・







「うん、いいよ!じゃあナツ、競争しようよ!!
・・・・ナツ?」





ハッピーが振り返る場所にはみんなもう居なかった・・・・。





「・・・・置いてかれたぁぁーーー??!」
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