現実スーサイド
□それでも僕は
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遠い街並み セピア色の写真
僕の知らないこの街、この街
街灯の灯る。
浮かれた煉瓦の上
ワルツを軽やかにスキップで
月もほろ酔い気分
ゆらゆら ゆらゆら
上瞼と下瞼がくっつく前に。
つきに魅惚れて
気付かなかったよ
キミの
真っ紅な唇に、そんな
キミに
軽い嫉妬。
ごめんね、と
謝る振りしておでこにキス
遠い国の誰かさんのネガイ
億千の星と紅い唇も一緒に
僕が全部 抱き締めるよ
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