現実スーサイド
□いつかの季節と
1ページ/1ページ
そばにいてくれ
なんて 頼んだだろうか
今僕の隣にいるのも
僕と同じ時を歩いてきたのも
君の勝手
目線の先にはいつも君がいたけれど
毎日同じ時を過ごしたけれど
右の掌から
風が通り過ぎる
でも
好きにすればいいさ
僕の手を離すも掴むも君次第だから
僕に君を繋いでおく権利はないから
好きにすればいいさ
だけど
この手を離すのなら
二度と握り返せないからね
きみはそれでもいいんだね
寂しそうに振り返ってももうダメだよ
ばいばい
君と過ごした季節と
さようならをしたよ
大丈夫
僕は後悔してないよ
寂しくなんてないから
しあわせになってね