現実スーサイド

□ゴミ箱に宝石
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淡い期待に胸が弾む
足に瑠璃色の指輪が煌めく


廃れた街に
捨てられた子猫の鳴き声
笑う靴音


寂しくないよ 大丈夫
眠くなったら寝ておしまい
いつか迎えがくるから


君の足音が耳に心地いい
見捨てられた街に


穿つ



大丈夫 必ず迎えがくるから
















淡い期待と少しの不安は
足のバングルにはめ込むから
抱き上げてね

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