空想パラドックス
□過剰拘束不足分
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離さないで
もっと強く拘束して
呼吸も出来ないほどに
貴方で私を満たして
寂しくなっちゃうでしょ
もっと強く拘束して
体の内側を血液が循るように
貴方が私の自然でいて
何処かに行かないように
繋いだ手が離れない魔法
ぎゅっとして
どんなプレゼントより
次に会う約束が欲しいよ
嫌ね
貴方の事になると
こんなに心配性
私も
歩く歩幅は一緒のはずなのに
なんでしょう
この距離感
胸がざわざわするの
私は素直じゃないから
もっと強く拘束して
足りない足りない
過剰なほど拘束して
私にはそれでも足りない
プレゼントには
次の約束を頂戴
キスより
明日もいっしょ
の約束が欲しいわ
もっと強く拘束して
アイシテルが目に見えないと
寂しくてしょうがない
わがまま?知ってるわ
それでも止まらない