しょーせつ
□先生と僕
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「ん..」
僕は目を覚ました。
「あ、起きましたか?」
「何で骸?しかも屋上じゃない?」
「長い間ですね!?屋上じゃぁありませんよ?」
「僕..屋上にいたよ?」
「そうですね。でも寝過ぎです。時計見て下さい。」
骸が時計を指差す。
「6時..?」
僕はポカンとした。
ねすぎた..。
「で..今日も授業にでませんでしたね!?」
「ここどこ?」
スルーする僕。
「数学準備室ですよ!」
「あ..そう言えば骸が数学の顧問。」
思い付いたように言う。
「忘れてたんですかιで、忘れててまた来なかったと?」
「めんどいから行かなかった。」
「めんどいからですか..。これで来ないの24回目ですよ!?」「詳しッ」
僕は即答した。
「はぁ..悪い子ですね..?」
骸が溜め息をつく。
「は?意味わかんなッ...」
僕は骸に押し倒される。
「今日と言う今日は来なかったお仕置きですよ?」
骸は強引に唇に口付けた。