しょーせつ
□未定
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あぁ。
僕は何故いつも雲雀君を見ていることだけしか出来ないのだろうか。
本当は会ってちゃんと話がしたいのに…
だって…きっと雲雀君は跳ね馬が好きで僕が行ったら邪魔するだけだ。
毎日毎日跳ね馬は雲雀君の所に行って抱きついたらキスをしたり…
雲雀君はそれをやられていつも跳ね馬を咬み殺しているけどきっと…きっと一種の照れ隠しだろう。
だから僕はいつも雲雀君を影からしか…見ることが出来ない。
悔しい…いつもふと僕が跳ね馬だったら…と心の中で思う。
あ…雲雀君が応接室から出ましたね…
追いましょうか…
そのまま行ったらバレるんで…誰かに乗り移りましょうか…そういや獄寺隼人なら乗り移れるはず。
以前乗り移ったのだから。
僕は獄寺隼人に乗り移り雲雀君の後をこっそり追った。
しばらく歩いていると雲雀君は立ち止まる。