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□飾りましょう
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『飾りましょう』
ｶﾚﾝﾀﾞｰを見つめると今日は3月3日。
｢ひな祭りか…。｣
｢銀ちゃん見て見てっ!。｣
神楽がはしゃいで大きな箱を掲げ
てﾃﾞｽｸに座っている銀時の元へや
ってきた。
｢なんだそれは？。｣
神楽がハイッと言ってピンク色の
封筒を出した。
『神楽ちゃんへ今日はひな祭りだ
からケーキをプレゼントするわ。
みんなで仲良く食べてちょうだい
。猿飛あやめより。』
｢さっちゃん優しいアル。｣
｢よかったな神楽。後で新八が来
たら食おうや。｣
神楽からケーキを取って冷蔵庫に
閉まった。
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新八が来たが、夜に食べるか食べ
ないかで三人で揉め、結局夜ケー
キを食べた。
｢今日はもう寝るアル…銀ちゃん
、さっちゃんが来たらありがとう
って言っておいてネ。｣
｢自分で言えｺﾉﾔﾛｰ。｣
神楽は目を擦りながら押し入れへ
と入っていった。
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