.


□酒というのは人をかえる
1ページ/3ページ




『酒というのは人をかえる』




「ぎ〜んさん。」




「うわっ!。驚かすなボケッ!。」





よるの9時をまわるころ、神楽も

寝静まり、1人テレビを見ていた

銀時。そして天井からあやめが現

れた。





「ごめんなさい、でも今日は良い

ものを持ってきたの。」





逆さのままあやめが一瞬天井に戻

り、また現れると両手でビンを持

っていた。そこには『鬼嫁』と書

いてあった。





「酒?。」




「今日バイトの人に貰ったの。」





あやめはしなやかに着地して、銀

時に差し出した。





「何、くれんの?。」




「ええ、前に銀さんが飲んでいたから。」




「じゃ、遠慮なく。」





酒を受け取り、杯を2つ取り出し

た。ソファーに座ると、あやめが酒を

杯に流す。そして一口飲む銀時。





「やっぱうめぇーな。お前も飲め

。」





銀時が飲み干すと、今度はあやめ

の杯に酒を流した。一気にあやめ

も飲み干した。





「おっ、いい飲みっぷりじゃねぇーか。」




「………………ヒック。」





銀時はあやめに杯を差し出した。




「ほら、もう一杯つげや。」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ