D灰頂物
□:)それぞれの運命
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ザァァアア…
「わぁ!」
ーキレイな森だなぁ。
「風も気持ちいい…。」
ガサ…
「誰っ!」
「驚かせてゴメンさ。」
「…男の子?」
ー何だろ…胸が…ざわつく……。
任務で疲れていた私は息抜きに教団から少し離れた森に来ていた。私と同じ年の彼、ラビは森に迷っていたらしい。
「人がいるなんて驚いたさぁ。」
「私も。ラビはどこから来たの?」
「秘密♪」
「えー?ずるいよ!」
「…愛柚はエクソシストなん?」
「うん。そうだよ。」
それが私たちの出会いだった。