長編夢小説
□恋愛は深く広く…。
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「ほおー・・。温泉とは久々じゃのう・・。」
湯、と看板に刻まれている、いがいと最新式の新しい近所の温泉。
それをみて、ムースは関心したような声をあげている。
そしてシャンプーは、明日のとなりにいる。
「ほんと久々ネ!明日とお風呂なんて何年ぶりか?」
「やだ、シャンプー・・。」
そのうしろで、乱馬と良牙がいる。
「温泉かー・・、ってか・・。」
乱馬から、急に怒りのオーラがただよう・・。
そして、乱馬の足元にいる、お風呂セットを抱えた八宝菜をつまみあげ、目を細めてにらみつける。
「なんでてめえまでいるんだよ・・。」
「明日とやらよ、話は聞いたぞ、わしが充分に協力してしんぜよう、」
「っ、てめーはどうせ、男湯にでも連れ込んでお湯かけるつもりだろーがっっ!!!」
そばにいた明日は、ハッとする。
「な・・なんだと!?」
「明日、・・悪いけど、こいつには死の接吻は無用だぜ・・こうみえてもこのクソジジイ、やべえからな・・。」
「そ、そうなのか・・。」
く、と歯をくいしばる明日とは裏腹、八宝菜は急にぴょんっと明日に抱きついた。
「明日ちゅわーん!」
「なっ・・・!?」
胸のとこをすりすりされる。
「・・・ぐっ・・!!!やめろおおおおおおおおおおおーーーーーー!!!!」
ドゴォォォッッ!!!
乱馬は、八宝菜が明日に殴られてとんでゆくさまを見て、ヒュウ、と鳴らしてしまった。
「やるな、明日・・。」
「ほんとネ・・。」
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