長編夢小説
□中国からの、旅人。
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明日視点。
私は、ふと立ち止まった。
今発見してものに視線をはずされないから、ここはどこなのかは細かく説明はできない。
だが、おおまかな説明はできる。
どうやら、なにか・・住宅街らしい。とにかく周りにはうちがある。
電柱が立ってる。
普通の歩道のようだ。いや、それは普通にわかる・・。
それよりいまは、いまみているそれから視線をはなせず、とりあえずそれのもとへはしった。
バシャッ!!
冷たいっ、道を掃除していたおばあさんの水がかかった・・。
胸がかるくなったからいいや・・、とりあえず今は・・。
「つかまえたっ、」
黒豚だ。なんか黒い子豚がてけてけ歩いていたので、捕まえてみた。
「ニーハォ?、可愛い子豚だな、・・。いやしかし珍しいな?こんなところに子豚がいるなんて・・。」
「ブギ・・、」
「ん?」
私は、道端に目をやった。
すると・・黄色い上着とズボン。それも濡れている。あと・・でかいリュックと番傘・・。
「・・・、」
・・・?
それと豚を、交互に見てみた。
「ブギ、」
「・・・まさか、」
「ブ・・!!?;」
「・・・まっさかな?んなわけないよね、w」
「ブブ、」
あるわけないじゃない、そんなこと、
あそこは中国なんだし・・。
「ま、いいや、この子も旅に連れて行こうかな・・。」
と、こんなことを考えてみた。
だって、可愛いし・・。
よーく見ると、オスだ・・。
まぁ、子豚だから心配ないか・・。
「ブギブギ・・!?」
なぜか豚は、首をブンブン横に振る。
「なんだおまえ、日本語わかるのか?すげー豚もいるもんだな?」
とりあえず、この豚を肩に乗せて、また歩き出した。