長編夢小説
□中国からの、旅人。
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明日視点。
「ちょっと、ここで待ってろよ?」
入れられたのは、体育倉庫。
よくわからないけど・・この豚にはなにかあるらしい。
今は、さっきの男はいない。どこかへいってしまった。今はこの豚と二人だ。・・・二人・・?ま、いいか。
「・・お前、なにか、人間の匂いがするな・・。」
「・・・ブギ・・!?」
「お湯をかけると、人間になったりしてな・・、ハ、冗談だよ、」
「ブ、」
「そのときは・・終わりだと思ったほうがいい。」
「・・ブ・・?」
私は、豚を頭の上に乗せてみた。
いやしかし、ほんとちっちゃいなこの豚。
・・・ジャー・・・・。
「うわぁっっ!!!」
なんか急に、開いていた天井の穴から(たったいま気づいた。)お湯が降ってきた。
そしたら、なぜか体重がかかられ、私は床にあおむけに倒れる。
その上になにか、いる・・。
「・・・え」
・・・男・・だ。
穴から、さっきの男がいた。
「これでわかったかぁー、あいにくその豚は人間だったんだよー、」
こちらもあいにく、男の声など耳に入ってない。
男はしかも裸。私の上で四つんばい。片手が、私の胸にあった。
「・・・・っっ・・・!!!!!/////」
「あっ、す、すま、わざとじゃ、その、あれ、なんでだ、お前、男じゃ、ていうか、あの・・!!!!」
「ゆ・・許さん・・・、!!!!!」
・・・まさか・・本当に、人間だったとはな・・・!!!!!!
こいつ・・殺す!!!!
しかも、私の胸を・・・・!!!!!
「、んんっっ!!?」
私は、男の首に腕をからませ、思いっきり口付ける。
そして舌を差し入れる、唾液を移し、激しいキスをした。怒りをこめて・・。
「ん、ん、ふ・・・、んぅ、」
ふん、顔を真っ赤にして、なんて単純な男だ。地獄のそこを、思い知らせてやる!!!
「え・・えええっっ!?」
さっきの男は、信じられないような声をあげている。
「こ・・ここは、邪魔しないほうが・・いいな・・え。いうか、お、男!?お、女だったのか!?、」
私は、銀色の細い糸のように唾液をのばして唇を離す。
「な、な、なにを・・・!!///」
「地獄のそこまで・・貴様を追い詰めてやる!!!!」
「、なに、!」
私は、さきほど落ちていた番傘をあらかじめ拾っておいたので、それを男に突きつける。
「・・・服を着ろ、」
「あ・・あ、あぁ!」