長編夢小説

□この旅人、ちょっと危険、
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乱馬視点




「なんと・・・!!!」


先ほどあった事を、餃子を食らいながら、ばあさんに話した。

すると、ばあさんは、元からあるしわをさらによせた。

「なんだよ・・そんなにやばいやつなのか?」

「いや・・、女傑族とは、仲がいいが、その者の方は、男傑族・・、その女性がいるとはまた珍しいな・・。」

「んー、よくわかんねえけど、で、なんなんだ?」

「うむ、・・男を嫌い、嫌なことをされるだけで死の接吻を受けてしまう・・、それは、男だけじゃ、」

「で?女の場合はどーすんだよ、」

「・・・男のほうから、少女を倒さねば、逃げられんじゃろう・・、惚れる・・のは、いまだわしでも分からん、だが・・ちとばかし、男傑族の死の接吻が激しいときがある。そのときは・・その者、みな虜にさせるという・・、良牙の場合は分からんがな・・」

「へえー・・めんどくせえんだな、・・ありがとよ、ばあさん!」

おれは、餃子をたいらげると、猫飯店を飛び出した。





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