長編夢小説
□この旅人、ちょっと危険、
2ページ/5ページ
乱馬視点
「なんと・・・!!!」
先ほどあった事を、餃子を食らいながら、ばあさんに話した。
すると、ばあさんは、元からあるしわをさらによせた。
「なんだよ・・そんなにやばいやつなのか?」
「いや・・、女傑族とは、仲がいいが、その者の方は、男傑族・・、その女性がいるとはまた珍しいな・・。」
「んー、よくわかんねえけど、で、なんなんだ?」
「うむ、・・男を嫌い、嫌なことをされるだけで死の接吻を受けてしまう・・、それは、男だけじゃ、」
「で?女の場合はどーすんだよ、」
「・・・男のほうから、少女を倒さねば、逃げられんじゃろう・・、惚れる・・のは、いまだわしでも分からん、だが・・ちとばかし、男傑族の死の接吻が激しいときがある。そのときは・・その者、みな虜にさせるという・・、良牙の場合は分からんがな・・」
「へえー・・めんどくせえんだな、・・ありがとよ、ばあさん!」
おれは、餃子をたいらげると、猫飯店を飛び出した。
、