長編夢小説

□旅人の正体は。
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明日視点




私と、偶然会った、昨日の・・良牙、と乱馬と一緒に、学校の屋上に戻ってきた。

「で、話の続きだけど・・。」

と乱馬が言い出す。ふと私を指差してきた。

「こいつは、明日っていうんだ、。呪泉卿仲間らしいぜ、水をかぶると女になるらしい、」

・・、あ。
昨日・・、良牙に、胸を触られたことを思い出し、すっごく恥かしくなった。顔が熱い。

「・・。」

私は、こく、と首を縦にふった。
良牙は、そうか、という表情だ。

「で・・良牙も、シャンプーを知ってるだろ、女傑族と仲がいい、男傑族っていうらしい。で・・良牙は、その死の接吻を受けた。」

「あ・・ああ、明日・・だったか、すまなかった、。」

「い、いや、私もすまなかった、ホント・・。」

なんか・・気まずい。
絶対、乱馬がいないとやばい空気だ。
良牙の顔をまともに見ずに、言葉をつむいだ。

乱馬は、そんな私と良牙を見比べて、やらしい笑みを浮かべていた。

「で、明日、良牙も、黒豚溺泉に溺れちまって、水をかぶると、黒豚になっちまう、ってわけだ。」

「、そういうわけか・・。」

なるほど・・。

お湯をかぶったとき、確かに良牙は、人間になった・・。

「で、悪いけど・あかねには、このこと内緒にしててくれ、」

「・・?どうして?」

「え、いや、まぁ・・ちょっと、な。」



・・?


「とりあえず、そんくらいかな・・。あ、明日。授業が終わったら放課後、約束どーり、猫飯店に連れてってやるから。」

「あ・・ああ!」

「そんじゃ良牙、もうすぐ授業だから!明日、いくぞ、」

「あ、ああ・・。」

私は立ち上がり、乱馬と一緒に、歩き出した、が、少し振り返り、良牙のほうをみ、・・。

良牙と目があった。


っ!

私はかあぁ、と赤くなって、ふいっと前を向いた。








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