イナズマイレブン
□願望は夢へと。
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ここは、どこだ・・・?
なんだか、温かいぬくもりに包まれている気がする。なんだろうか、この感情は。
愛しくて、名残惜しくて、離れたくない・・。
「おい、起きろ」
「ん、」
「起きろっつの」
この声は・・??
なんだろう、きいたことがある、確か、嫌いな、いや・・苦手といっておくか、・・苦手な人物の声だ。
俺は、ゆっくりまぶたを開かせた。
「・・不動?」
「なんで伸びてやがったんだよ、・・まあ、心配とかはするわけないけど・・。」
・・あれ??
誰だ?
というのもおかしな話だが・・。いや、とにかく不動の髪型が・・。
もっさりが、なんか真ん中のみのはずが、もっさりとした髪が頭全体にある。つまり・・ハゲじゃない、
「お前・・どうしたんだ、その髪。」
ちなみに俺はいま、不動に膝枕させてもらっているかたちだ。そして、起き上がることなくなんとなく気持ちいのでそのままである。
不動は?、という顔をする。いや、それはこっちだといいたかったがそれはさておき。
「これ?・・いや、なにいってんだよ鬼道クン、オレはいつもとかわんねーよ?」
「・・は?いや、だって・・え?」
イミがわからない。
・・でも・・。似合ってるし、可愛い。
うん、可愛いんだ。。文句いうことない、もともとお前の欠点、というか、俺自身の気に入らないところは、ハゲだった、だからこの事態は喜ばしいことといえる。
可愛い、というのも変な話だが・・。
「とにかく、まぁいいや、ってか、どんだけオレの膝にいんだ、離れろっ、//」
「知るか、お前がやったんだろう、」
と俺は文句をいいつつ起き上がった。
・・・あー、頭がクラクラする・・。
・・・