イナズマイレブン
□スケスケ特訓・・?
1ページ/5ページ
グラウンドでは、今からやる特訓の説明が行われていた。
だが不思議なのが、メンバーがそんあにいないこと。
円堂、鬼道、風丸、吹雪、豪炎寺、ヒロトの五人だけだった。
最初にそれをきりだした鬼道だったが、
「いずれわかる」
という返答だった。
五人はなんかとにかくわけがわからなかったが、とりあえずやってみることにした。
用意されていたのは・・温水である。
グラウンドいっぱいに大きなお湯の水槽が広がっている、まぁ簡単にいえば、岩場のない温泉だ。
お湯はでていない、だが湯気はきちんと出ている、いれたばかりなのだろう。
・・鬼道はいまだに考え込んでいた。いったい、監督はなにをさせるつもりなのだろうか、そして、どういうやりかたを・・。
監督の冷たい眼差しが、五人にかかる。
「入れ・・ここで、ボールを蹴るんだ、そして、できるだけ濡れるように・・。」
「え?」
「監督、この特訓にはなにかイミがあるんですか?」
円堂がいう。だがまた久遠監督は、
「いずれわかる。」
だったという。