短編集

□日吉の嫉妬
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「お疲れ、若」


声をかけると振り返った若は小さく微笑んで ああ。と返した。

私もそれをみてニコニコしていると


「なまえー!!」

「うわっ」

突然、ガバリっと後ろから抱き締められた

このハイテンションでこんなことするのは一人しかいない。


「……がっくん重いよ。」


抱きついてきたのはやはりがっくんだった。
彼とのスキンシップはこんなものでもはや照れるなどを越して呆れの域に突入している。


「うーなまえが冷たい!!ぐぇっ」


変な声がしたと思ったらがっくんが若に襟を引っ張られてた


「ちょ、首締まってる!ギブギブ!!」


青ざめるがっくんを見て若がぱっと手を離す。


「なに人の彼女に手出してるんですか」


彼女、という単語に一気に顔が熱くなった。


「お、なんや日吉。やきもちか?」

するとまたもや後ろから低音ボイスが聞こえてきた


「侑士…」


後ろをむくとニヤニヤしながら侑士が立っていた


「 っそんなんじゃ…」

「…え?」


若が言いおわる前に私は侑士に肩を引き寄せられた。


「ほーぉ、じゃこないなことしても平気なんやな」

ぐ、と力を入れられさらに侑士との距離が近くなる


「ちょっと侑士離して」


でも私は全然焦らなかった。若以外でドキドキするなんてありえないもの


でもそこは男女の差。なかなか離れない。

すると右手をぐいっと引っ張られ気付いたら若の腕の中だった。


「っ若?!」

さっきと違い心臓がバクバクいっている。


「忍足さんもこいつに手出さないで下さい。なまえは俺のものです」



瞬間、ほっぺたに柔らかい感触。
若の香りがぐっと近くなった



きっと私の顔は林檎のように真っ赤なのだろう


「好きだ、なまえ」


耳元で呟かれた甘い言葉に私の脳は思考停止寸前だった


あぁ、また君に溺れていく。




君に溺れる


(私も若大好き!!)(やるやん、日吉) (おまえら!!俺を忘れるなぁぁあ!)








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あとがき


大変遅れてごめんなさい!!(><)

しかも日吉のキャラがわからない上にグダグタorz

ホントごめんよ……


こんなんでもよければこれからも仲良くしてください!



夢叶
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