02/08の日記

20:01
千代むすび 特別純米 無濾過原酒 生
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鳥取県境港市にある「千代むすび酒造」
ゲゲゲの女房の影響で最近は観光客が絶えないという水木しげるロードのすぐ近くにこの千代むすび酒造さんはある。
私も見学させていただいたのだが、なるほど、大雪にも関わらず水木しげるロードには観光客がひしめきあっている。

千代むすびさんは水木しげるさんにオリジナルのラベルや化粧箱を作製してもらうなど、なかなか精力的な蔵元だ。
中にはこなきじじいがラベルに描かれた「こなき純米 妖怪泣かせの超辛口」などという商品もあり、思わず顔がほころぶ。

そんな千代むすびさんからは、今回「千代むすび 特別純米 無濾過原酒 生」を一本仕入れさせていただいた。

その味わいは、濃厚で豊潤、それでいて口からすっきりと消えて行く。
食前、食中、食後とあらゆるシーンで活躍するとても素晴らしい一本。

妖怪達が夜な夜な酒を酌み交わす、そんな情景まで浮かんできそうです。


原材料   米 米麹
原料米   五百万石
精米歩合  55%
使用酵母  9号系酵母
日本酒度  +1.5
酸度    1.5
アルコール度数 17〜18度

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18:36
出雲富士 純米吟醸YK50
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島根県出雲市にある家族経営の小さな酒蔵「出雲富士」。
ここは銘柄酒から普通酒に至るまでの日本酒を、すべて機械に頼らず昔ながらの手作業により全行程行っている。
先頭を仕切るのは28歳の若き杜氏、3代目の今岡稔晶さん。
その日本酒に対する情熱、愛情には感銘を受ける。

その彼が魂を込めて仕込んだ一本がこの「出雲富士純米吟醸YK50」
彼自身「仕込んでいる最中の香り立ちが最高である」と語る酒米の王さま「(Y)山田錦」と今や吟醸系の代表格ともなった「(K)熊本酵母」によって醸し出されたこの日本酒は、繊細で、飲み飽きのこない一本。

昔ながらの木舟で酒が一滴一滴濾されている様子を想像しながらいただきたい。


原材料   米 米麹
原料米   山田錦
精米歩合  50%
使用酵母  熊本酵母
日本酒度  不記載
酸度    不記載
アルコール度 15度〜16度

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02:39
李白 純米吟醸 雄町 生原酒 花酵母
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全国でもまだ10数軒の蔵元でしか取り扱いのない花より分離した酵母「花酵母」によって醸されたこの「李白 純米吟醸 雄町 生原酒」

この「花酵母」とは何なのか。
花酵母は東京農業大学醸造科酒類学研究室によって開発された新しい酵母で、今、これまでとは一味違う味わいの日本酒を醸し出す酵母として注目を集めているものなんです。
李白酒造の代表取締役である田中裕一さんがこの研究室の出身である事もあり、李白酒造では花酵母を使用したお酒作りに力を入れています。

花酵母で醸し出された日本酒は一般的に華やかでフルーティな味わいになる言われています。
この「李白純米吟醸雄町」に使われている花酵母は蔓薔薇から分離された酵母で、やわらかな口あたりの中に、ふんわりとしたキメの細かい華やかな香りが漂います。

フルーティ系の日本酒が好きな方には是非オススメです。


原材料  米 米麹
原料米  雄町
精米歩合 55%
使用酵母 蔓薔薇の花酵母
日本酒度 +2
酸度   1.6
アルコール度数 16.8

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