Novel

□水族館デート
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「ふざけんなァァァァ!!総悟,来い」

俺は総悟をイルカから引き離し,人目につかない場所を見つけ連れ込んだ。

「痛ってぇ。どうしたんですか土方さ…ん」

総悟の言葉を止めるように,優しく目の前にある形のいい唇にキスをした。さっきのイルカなんかより,ずっと長く……
しばらくして,胸の辺りをトントンと小さく叩かれたので俺はゆっくりと唇を離した。

「はあー,長すぎでさ。土方さん,イルカ相手にヤキモチですかィ?」

そう言って笑うと,今度は総悟からちゅ,と短いキスをくれた。そして俺の胸に顔を埋めて,小さく

「……やっぱり土方さんとのちゅーが1番でさァ」

と呟いた。

「総悟?」

顎をくい,と上げて顔を見るとさっきの長いキスのせいか,涙目になっていた。見んな,とか殴られたがこの際気にしないでおこう。
あんな顔であんな事を言われて嬉しくないはずがない。………というか俺のムスコが黙っているはずもなく……

「総悟,帰るぞ」

こうなっちまったもんは仕方ねぇ…俺は自分の股間を見つめる。

「え,土方さん昼飯は?さっき食べたいって…」

「そんなのもういいんだよ!」

まずはこの可愛い恋人をいただくとしよう。


End


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