短編

□どっちが甘えた?
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「おーい、白銀」


万時屋銀ちゃん事務所兼自宅


その中で声を発したのは、この店のオーナー、いわずと知れた坂田銀時である


「・・・・・なに」


その言葉と共に、台所から顔をのぞかせたのは、銀時とただいま恋仲関係にある白銀


「白銀・・・・・」

銀時は、いつになく真剣な表情で、言った


「白銀・・・・・膝枕して」
「死ね」


銀時の甘えを白銀は一刀両断する

それに加え心なしか、徐々に不機嫌になっている気がする


が、銀時はお構いなしに台所に戻った白銀を後ろから抱きしめる形で抱きつく


「しーてー」


こうなった銀時は、もう止まらない


よって白銀は訳を聞くこととなった

「何で今日はいつもよりそんなに甘えるんだ?」と呆れ口調で


しかし、そんな白銀のことは露知らず

銀時は待ってましたと言わんばかりに言った
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