◆レプリロイド考
「エネルギー考」の続き的な。
<これまでの考察>
■メインはソーラー+戦闘時は燃料で補助 →額のコアでソーラー発電 →動力炉で燃料を燃やす (つまりハイブリット)
■原子力は戦闘型に不向き (故障のたびに臨界事故では困る) →動力炉は原子炉じゃなくてオイルエンジン
■燃料は口から飲む →オイルかアルコール (炭水化物で液状のもの・缶入り)
■冷却のために水を飲む (たまに排水して入れ替える)
燃料=炭酸ガス+水 ↓ ↓ @排気 冷却→A排水 ↑ 飲み水
つまり、炭酸ガスは呼吸で出し(=@排気)、 水は排水口から流す(=A排水)のです。 この2系統の循環によって、レプリロイドの基本的な活動が行われます。 で、排水のための排水口の型式は、各レプリの性別設定によって異なり、それぞれの性自認に適合したデザインになっています。
あと、もし燃料がアルコールなら、たぶんヘチマールさんとかがトウモロコシ育てながら生産してるんじゃないかなあ。 いや、その頃には、空気中のCO2から石油を合成する藻(本当にあります)が計画的に生産されているかもしれません。ちなみにどちらもバイオ系です。めざせゼロエミッション。
◆ ◇ ◆
個人的には完全ソーラーでもいいと思うんですよね。真夏の太陽を見上げながら、「あー、お腹いっぱい」とか幸せそうな顔になってたら可愛い。笑
でも、そうするとオイル飲料の行き場がないので、ここはハイブリットな併用型ということで一つ。やっぱり、身体のどこかに燃えてる場所があるっていうのは萌える。で、その熱処理のために、冷却水を回す配管が全身に走ってると思う。
そもそも、動力炉が実際に燃えているからこそ、先輩が捨て身の自爆をかませたんだと思う。 (電気であれだけ派手に爆発するためには起爆装置が必要だろうし、せっかくの最高傑作なのにそんなヤケッパチが仕込まれてたら嫌だ…;)
というわけで、燃焼する動力炉と、オーバーヒート防止の冷却水な話でした。
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つめたいからだでも凍りついたりしないのは、からだのおくでどうりょくろがもえてるからだよ!
寒い日には、凍結防止のために、動力炉をとろとろ燃やしてあっためたりしてると思います。
それから、ソーラー発電だけで過ごしているときでも、すこし激しい運動をすると動力炉が稼動し始めます。なので、身体の奥があったかくなります。さらに、ソーラー発電のときには不要だった排気も始まるので、呼吸が速くなったりします。 …なんの話だろう。
◆ ◇ ◆
余談ながら。
たとえば今回、いかにしてレプリさんの飲んだ水は赤色の冷却水になってから再び透明になって排水されるか、というネタも考えてました。 (Χ4ゲームのアニメや岩本版Χでは、なにやら濃い色のついた液体が飛び散ってます) 冷却水が赤ければ、液漏れもすぐ見つけられるし、透明な冷却用放水(=汗)やら唾液やらの分泌と区別しやすいんじゃないかなーと。
で、途中まではいい調子で、排水時に色素が濾過されて再び体内で水の着色に再利用されて一巡りするところまで考えました。現実の宇宙船では、お小水を濾過して飲み水にしてるくらいだから、未来なら、これくらいの濾過と再利用くらい余裕だろう!
…いやしかし、ちょっと待て。
そこまで完ペキな濾過となると、レプリさんは自分で出したお小水を飲むことになってしまうような。 いやそれどころか、そんなにキレイになるなら、わざわざ排水するまでもなく、そのまま体内を回し続けられちゃいますよね…;
結論。 レプリは排水しない。
うーん、これが最も正しそうだけど、同人的にはつまんないなあ。 何がつまらないかといって、排水口が要らなくなるからつまらない。笑 べつに、赤い水をそのまま排水してもいいのですが、それをたまに排水っていうと、排泄というより月の障りみたいで何だか妙だ。
やっぱり赤冷却水じゃなくて赤オイルのほうが合理的かもしれません。 考えてみれば、濾過装置つけたらつけたで今度はそれの交換もしなきゃいけない。だったら、冷却系統はすなおに透明な水を回して、古くなった分からそのまま外に流したほうが良さそうです。
ともあれ、水やエネルギーの経口摂取というのは、人に近い心をもつヒューマノイドタイプには、やはり欠かせない要素だろうなと思います。
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