04/08の日記

21:33
小説(キュウゾウ)
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名前:キキョウ

設定:侍
強さはキュウゾウよりすこし上
キュウゾウとは古い馴染みがある。
ヒョーゴが亡くなりキュウゾウがいなくなった後の話。
(ちょっとだけ原作沿い)
捏造あり



キュウゾウは今何をしているのだろうか…。



自室にいたキキョウはふとかつて同士だった人を思い出した。


一度だけ剣を交えた事があったキュウゾウ…。


「次は…俺が勝つ。」
と言っておきながら、どこへ行ったのか…。



『キュウゾウ…まさかヒョーゴ殿を殺めたんじゃ…!』


キュウゾウと同じくしていなくなったヒョーゴ。

先日、下の者に追跡させたところ、ヒョーゴが遺体となって発見された。


『凶器は刀だったし…裏切ったの…?』


真相を知ってるのはキュウゾウだけ…。

『キュウゾウ…教えて…。』


「キキョウ様、御前様がお呼びです。」


『今行きます。』

ヒョーゴとキュウゾウがいなくなった今キキョウはしばらくアヤマロ様に使えていた。


アヤマロ様に使えない時は自室にこもり、刀を研いだりしている。

いつキュウゾウが現れても大丈夫なように…。





仕事も終わり自室に到着する。


襖に手をかけようとした時、
人の気配を感じた。


万が一の事も考え刀を触る。


戦闘体制にし、勢いよく襖を開けた。


『…!!!』


キキョウの部屋にいたのは黄色い髪に赤い服。


『…キュウゾウ…?』



「……。」


キキョウは戦闘体制を崩さないまま、キュウゾウを見つめる。


「…迎えにきた。」


『え…?』


「キキョウ…。」

『キュウゾウ…どうして…。』


「約束した。故に迎えにきた。」

約束…という言葉で思い出した。

2年前、キュウゾウと剣を交えた時に私と約束した。


“俺が強くなったら迎えに行く。それまで死ぬな。”


『キュウゾウ…。それだけ…なの?どうして、ヒョーゴ殿を…?』


「……。」


『答えて…答えなさいよ!』



「キキョウを殺そうとした。」


『え…?』


「ウキョウが御勅使を殺したのはお前だと。」


『私が…?』


「これ以上ここにいると殺されるぞ。」



ウキョウを慕っていたキキョウにとっては信じられなかった。


「俺と来い。キキョウ…。」


『…私を若から守ってくれる…?』

「ああ。」


そう言ってキュウゾウはキキョウを抱きしめた。


「俺はお前を守る。約束する。」

キュウゾウとキキョウは手を繋いで虹雅渓を後にした。




2人は、カンベエ達のところにいくでしょう…wwww

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