紅眼の発狂者

□序章 Don't be afraid
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『ねぇ』
















少女は小さく呟いた。
横になっている青年を見つめて。








『ねぇ、』












再び呟くが、少女の言葉に反応はなかった。

2人共軍服のようなものを身にまとっているがどこもかしこもボロボロ。



そして、誰のかさえもわからない程血がベットリとこびり付いていた。
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