art戦士セティア2
□第一話 エフェクラウムと泥酔女
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勢いのよい風が頬を叩いた
「セティア、セティア!見てっ」
「………っ、?」
目を薄くあけるとそこは広大な空と緑色の森が広がっていた。
「う、わ」
翼の羽ばたく音、風がヒューヒューと鳴りひびく。高度は上がり森の木々はあっという間に小さくなった。
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