art戦士セティア2
□第五話 溶けたはずの蝋燭
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「ほら…ABA大会でセティアと戦ったキャンドルアート使いで、」
「……もしかして紺のローブを着ていた?」
「そうそう!クレインだよっ」
あー…なんとなく思い出した。
クレイン、結局なんのために大会に出場したのかそして何故あたしのことを知っていたのかは謎のままだった。
「で?なんかクレインがギルドになんですって?」
「加入するって」
「へー」
「ドゥルバドゥールに」
刹那
セティアは飲んでいたレモンジュース(100%)を噴き出した。
琉生100%、むせると痛い。