闇夜の子狐
□キミモノガタリ 〜波風と螺旋を描く物語〜 『その姿に魅入られて・・・』
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お前に初めてあったあの日、―――。
その視線の先にある、
月の光に溶け込むように、
とても、儚くて、・・・。
近づくだけで消えてしまうのではないかと思うほど、
その横顔は、
切なく、悲しげで、・・・。
何よりその瞳には、
深い深い、冷たい闇。
そんな風に感じた。
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