The chain of bond
□変わらないもの
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向｢…お前、俺達のこと、そんな風に思ってたのかよ｣
｢…だって…｣
今までの子達は皆そうだった
せっかく、仲良くなっても狐憑きの事がバレると
『気持ち悪い』
『化け物！！』
って言って離れて行く…
宍｢見くびんなよな。俺はそんな事じゃ、離れて行かねぇよ｣
忍｢“俺達”の間違いや、宍戸。何年の付き合いやと思ってんねん。今さら、関わるなって言われても無理な話や｣
向｢どんな姿でも草摩は草摩、だろ？｣
｢……！……うん…ありがと｣
そんな事を言ってくれたの、２人目だよ
滝｢俺達を忘れてもらったら困るよ。俺だって離れるつもりはないよ｣
芥｢オレだってー！せっかく友達になったんだもん！｣
跡｢やっと、優秀なマネージャーが手に入ったんだ。そう簡単に手放すかよ｣
滝｢クスッ、跡部素直じゃないんだから。離れたくないなら、そう言えばいいのに｣
跡｢なっ////｣
芥｢ねぇねぇ夏、抱き付いていい？｣
｢｢｢いや、ダメだろ/ダメやろ｣｣｣
ジローの爆弾発言に鋭くツッコむ侑士と向日と宍戸
その隣には、滝君の発言に若干顔を赤くしている跡部君
ジローはシュンってしてるし、滝君はクスクス笑ってる
やっぱり、こいつらって……
何か、いいなぁ…
｢…ふ、あはは、皆ありがと｣
｢｢｢(草摩/夏が笑った！)｣｣｣
ごめん、慊人
やっぱり、私、幸せになりたいよ
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