The chain of bond
□変わらないもの
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「はーい、皆休憩!」
タオルとドリンクはそこのベンチの上にあるから各自取ってねー
と言ってから私は、ある集団に近付いた
中学生の集団である
鳳「あ、草摩先輩!」
「やっほ、鳳君。さっきぶり」
鳳君が私に気付いて声を掛けてくれた
今日来ている中学生は3人だけみたい
鳳君と……鳳君以上にでかい人、そして、おかっ…サラサラキノコヘアーの人(←おかっぱだったら向日と被ると思った)
「えっと、君たち中学生だよね?私は、マネージャーの“草摩 夏”。よろしくね」
「…“樺地 宗弘”…です」
「“日吉 若”です。よろしくお願いします」
うん、でっかい方が樺地君でサラサラキノコヘアーの子が日吉君ね
「3人共、中学生だからって贔屓はしないからね。このコートに入れば皆同じプレーヤー」
鳳「はい!」
樺「ウス」
日「…はい」
「…というわけで、遠慮しないでどんどんドリンク飲んでね」
「「……は?」」
キョトンとした顔の鳳君と日吉君
樺地君は無表情だから分かんない
さっきから、遠慮してるのか3人共ドリンク飲んでなかったからね
「そろそろ休憩も終わっちゃうから、急いでね〜。水分補給も大事なんだから」
私はそう言うと、ドリンクやタオルを片付けるために3人から離れた
鳳「……」
日「……」
樺「……」
中学生3人が、私の事をジーッと見てたとか
跡「さすが。俺様が見込んだだけはあるな」
滝「やるねー」
忍「よう見とるなぁ、夏は」
芥「中学生ばっかりズルE〜!」
向「すっかりマネージャーっぽくなったな」
宍「だな」
皆が私の事見てるとか
全然知らなかった
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