The chain of bond

□自分の意志で
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紫「昨日ねぇ、夾君が自分から透君を迎えに行くって言ったんだよ

きょーうくんのスーケーベー」


夾「何でそーなるんだよっ!!」

















06.自分の意志で















夾「昨日は特別で、これからは二度と無い!二度と無いぞ!!」



うわー、夾ってば素直じゃないんだから


そう思っても口には出さずに黙々と透君の作ってくれた朝ごはんを食べ続ける私





あ、味噌汁うま←







透「いいんです。私は夾君が食事をとってくれる方が嬉しいです!

どうですか?お口にあいますか?」


「うわ、透君やさしい」


夾「…えっ、あ……」


由「…………」


夾「う………」



うっわ、由希睨んでる


怖いって……;



夾「…な、何だよ」


由「別に」


夾「見てたじゃねぇか」


由「見てただけだろ」


夾「てめえが意味もなく俺を見るかっ!!」


「ほらほら、2人とも喧嘩しないの。
てか夾、そんなに顔赤くして怒鳴られても怖くないよ」


夾「お前は黙ってろ!!」


透「不味いですか?」


夾「不味い!!」













…………………。















「…へぇ〜…ふぅ〜ん……」


夾「いや、ちがっ…これは…」


透「あ、あの、いいんです。私のタイミングが悪くて……」







由「……(何か、ムカつく)」


紫「(青春だなぁ←)ほら、夏ちゃんはもう行かないと電車に間に合わないんじゃない?」


「あ、ホントだ。

んじゃ、行ってきまーす!」


透「行ってらっしゃいです!」


「うん!」





急いでバックを持って玄関に向かう私



何か、透君がこの家に居るのも、当たり前になってきたなぁ








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