【 世界の中心で、愛とパスタとSOSを叫ぶ 】

□【世界旅行0周目:Meeting of the World】
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英吉利「俺は反対だ!
    そんな現実味のない案、賛成出来るか!」



それと『learned』って言うな!

何だよ『learned』って。

『learnt』だバカ!


先が心配になる会話の中、まともな意見を切り出してきたのは、“英吉利(イギリス)”の『アーサー・カークランド』。

しかし、そんな意見も、片手にエロ本となれば説得力が半減だ…。



仏蘭西「じゃあ、お兄さんはアルフレッドとアーサーに反対ってことで

英「Σどっちだよ!」



“仏蘭西(フランス)”である『フランシス・ボヌフォワ』は、“彼等2人の意見に反対”らしい。

コレにはアーサーもツッコまずにはいられない。



米「全く君は、俺の意見に反対するのが趣味なのかい?もっと楽しい趣味見つけたらどうだい?」

仏「お前等と同じ意見なんてセンス悪いしな。俺はお前等と違って紳士的なんだよ」

英「センスがどうとかで重要な決定すんなワイン野郎!」



フランシスにアルフレッドはペンで突(つつ)いたり、アーサーはチョップを喰らわせたりする。

特にアーサーは、フランシスの態度や言葉が気に食わないらしく、さらには喧嘩を吹っかけてきた。



英「ソコに座れ!
  今日こそお前のその髭、全部抜いてやる!」

仏「おっ、来るか!
  お兄さん受けて立つよ!」



フランシスもその喧嘩を買ってしまったらしく、ついには2人で格闘を始めてしまった。

「落ち着いてください!」という声が上がるが、コレもまたお約束なのだ。


ソコに、1つの大きな溜め息が漏れる。



中国「ふー…、またあるか。
   お前らいつまでたってもガキのまんまじゃねーあるか。
   少しは大人になるよろし。
   菓子やるからコレでも食って落ち着けある」

「「ソレはいらない」」



“中国”の『王 耀』がお菓子を振る舞うも、2人はバッサリとお断り。

どうやら、中国のお菓子は、彼等2人の口に合わないらしい。

「それタダですか?」と、“韓国”の『ヨンス』が尋ねてくるも、もはや耀には届かなかった…。



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