02/22の日記

02:06
7月14日7:35にコメントをくださった方へ
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ナギ「………………『メロスは激怒した』」

シン「急にどうした!?」

ナギ「いや…そんな始まり方をする小説あったなと思って」

ソウシ「確かにあるけど…だからって突然立ち止まって呟かないでよ。後ろを歩いていたトワが、危うくナギの背中にぶつかりそうだったよ?」

ハヤテ「なんだっけ、その小説のタイトル」

トワ「太宰治の作品ですよね。『飛べメロス』でしたっけ?」

リュウガ「いや、『転べメロス』だろ。ハッハッハ」

シン「……お前が転べ」ボソッ

リュウガ「誰だ今とんでもなく酷い事言ったのは!;」

シン「空耳です。ちなみに正解は『走れメロス』です」

ナギ「『走れメロス』か…。読んだことないんだよな、あれ」

ソウシ「そうなの?結構面白いよ」

ハヤテ「へー。どんな話なんすか?」

ソウシ「メロスっていう男性が終始突っ走ってる話」

シン「…的を射ているようで、とんだ語弊がありますよ」

リュウガ「突っ走ってるって言うと、周囲の制止も聞かずに我が道を行く人間みたいに聞こえちまうからな」

トワ「あ、船長みたいな人間の事ですね」

リュウガ「ハッハッハ。トワ、今のは聞かなかった事にしておく。…2度目は無ぇぞ?」←真顔

ソウシ「ところで、コメントが届いたよ。名前は書いてないんだけど、この上ない激励の一言をくれたんだ」

リュウガ「ほう!この上ない激励の一言か!それは一体どんな一言だったんだ?」

ソウシ「えっとね、『頑張れ!』」

トワ「…本当に一言ですね」

ナギ「確かにこの上ねぇな」

リュウガ「そうか分かったぞ!これはきっと、俺に向けてのエールだ!こんなに協調性のない悪ガキどもを束ねる俺に対して、『大変だと思うけど頑張ってね』という労いの意味と愛情の籠った一言に違いない!」

ハヤテ「うわー、ポジティブ」

シン「俺は更新の遅い管理人に対しての叱咤激励だと捉えたけどな」

ナギ「『早く更新しろよ』的なやつな。つーかそれより何より、俺はこのコメントの日付に驚愕した」

※申し訳ありません……

ソウシ「だけどさ、船長に協調性が無いって言われるのは心外だよね。私達は協調性を絵に描いたようなチームなのに」

リュウガ「どの口がそれを言うんだ。寄ってたかって俺を弄り倒すような部下が」

ソウシ「だから…その寄ってたかって船長を弄り倒すあたり、団結してる感じがするでしょ?」

リュウガ「どこで協調性発揮している!?;いいか!俺が求めているのはそういう団結じゃねぇ!この『走れメロス』を読んだことがある奴なら知っているだろう!友情に駆られて走るメロスの勇姿を!俺はお前らに、是非このメロスのような男になって貰いたい!」

全員「……」

リュウガ「……」

全員「……」

リュウガ「……ちょっと聞くが、この中で『走れメロス』を読んだことのある奴は…?」

全員「……」←ソウシ挙手

リュウガ「…少ない…」orz

ハヤテ「だって俺、本とか読まねーし」

トワ「シンさんが読んでいないのは意外でしたね」

シン「あらすじは知ってるんだけどな。全部読んだ事はない」

リュウガ「これは恐るべき事態だぞ。あの名作『走メロ』を、ここで廃れさせるわけにはいかん!」

ナギ「『走メロ』って…」

ソウシ「着メロみたいに言わないで欲しいんだけど」

リュウガ「よし!今日から夕食後1時間は読書タイムとし、文豪達の名作を朗読する会を開催する!」

ハヤテ「げーっ!マジっすか!?」

シン「俺達、1時間ものんびり本を朗読していられるほど暇じゃないですよ」

リュウガ「うるせぇ!これは船長命令だ!今夜は『走メロ』を読む!いいな野郎共!」

ソウシ「ダメだ…。こうなっちゃったら、もう止まらないよ。諦めて皆で読書を楽しもう?」

リュウガ「さすがソウシ!わかってるな!その通りだ!俺はメロスのように、走り出したら止まらない男なんだ!」

トワ「船長はメロスさん以上に突っ走ってますよ?色んな意味で」

リュウガ「……2度目は無いと言ったはずだが、まさかこんなに早く2度目がやってくるとは思わなかったぞ、トワ」

そして夕食後…

ハヤテ「メロスー!何やってんだよ!早く立ち上がれよ!時間無ぇからマジで!」泣

トワ「早くしないと日が暮れちゃいますよ!お友達が身代わりになって待ってるんですよー!」泣

ナギ「……意外と白熱してんじゃねーか」

シン「まさか朗読大会で、ここまで感情移入出来る奴がいるとはな」

ソウシ「こんなに共感して貰えると、朗読のし甲斐があるよ」

リュウガ「いや、ハヤテとトワは正解だ!本っつーのは文字を追うよりも、登場人物達と心を通わせる事の方が大事なんだ!登場人物に感情移入すれば、例え漢字の20個や30個読めなくても、 ストーリーが心に入ってくるモンだからな!」
 
ナギ「……20個や30個っていうと、結構な割合っすけどね」

シン「ほぼ読めてねーじゃねぇか」

リュウガ「現に俺は今、走り切ったメロスに感情移入をし、非常に穏やかな気持ちで満たされている!」

ソウシ「へぇ。それは良い事ですね」

リュウガ「ああ。今だったら俺は、何を言われても怒らねぇ自信があるぞ!」

ハヤテ「マジっすか?じゃあ……船長のアホー!」

リュウガ「ハッハッハ!アホで結構だ!」

トワ「えっと、船長のハゲー!」

リュウガ「ハッハッハ!何とでも言え!」

ソウシ「本当に怒らないね」

シン「お前ら、言う事が甘いんだよ。その程度じゃ誰も怒らないだろ」

ナギ「確かにな」

リュウガ「ほう。それなら思い付くままに言ってみるがいい!俺はすべてを受け止めて許してやるぞ?ハッハッハ!」

シン「黙れ、万年酒漬け悪趣味ガラクタコレクター」

ナギ「豆腐の角に頭ぶつけたらバナナの皮で滑って転んで納豆の糸に絡まったところでタバスコ目に入れて悶えてろ」

リュウガ「…………」


リュウガは激怒した。


ソウシ「7月14日7:35にコメントをくださった方、返事がかなり遅くなっちゃってごめんね。どうもありがとう 」

トワ「本当にすみませんでした!」

***

7月14日7:35にコメントをくださった方!お返事がとんでもなく遅れてしまい、大変申し訳ございませんっっ!;
びっくりですよね。コメントをいただいたのは7月なのに、お返事が2月って…。信じられないですよね。
私もです( ´∀`)←
もぉぉぉぉごめんなさいいぃぃぃぃ!!!orz

改めまして、コメントどうもありがとうございます◎
頑張れ!という力強い一言に、思わず「よしきた!」と元気よく呟いてしまいました(笑)そのお言葉は恐らくエールだけではなく、「早く書けよ。もっと頑張れよ」という叱咤の意味もあったのだろうと自分なりに解釈しております(;^_^A
本当にいつもいつもお待たせしているので、もはや心苦しさが留まるところを知りません。こんなときにドラえもんがいてくれたら、頭の中に浮かんでいる妄想を文字化してくれる機械を出してくれるだろうに…。←他力本願
無い文章力を絞り出して書いていると、どうしても単調な物語になってしまうんです。するとその後の肉付けが半端ない量になり その肉付け作業でもまた悩み…という堂々巡り(ノ∀`)結果、余計な肉まで付けてしてしまうというオチです(笑)
助けて……ドラえもん……。←続・他力本願

さて、そんな余計な肉付けがされた小説ですが、次にUPするであろうお話は、ナギさんとシンさんのBLになります!だいぶお待たせしてしまっているので、来月中には書き上げたいと思っています(>_<)/
ギャグを望まれる読者様も多いのですが、申し訳ないことに今回はシリアスで(笑)うっかりギャグを書きたくなる衝動を抑えながら頑張って仕上げます!(敬礼)UPした際は、どうぞよろしくお願いします♪

お返事が遅れ、大変申し訳ございませんでした。どうもありがとうございました◎ルナでした☆

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