01/28の日記

00:33
ぎんこ様へ
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ハヤテ「ナギ兄!これ見てくれよ!」

ナギ「…なんだこれ」

ハヤテ「今ヤマトで流行ってるやつ!」

リュウガ「ヤマトで流行ってる?おぉ!さては鬼滅の刃か?」

ソウシ「なるほど。じゃあこれは、鬼滅の刃に出てくる鬼なのかな?」

トワ「でも、こんな鬼いましたっけ?」

シン「記憶にないな」

ハヤテ「ちげーよ!アマビエだよ、アマビエ!ほら、疫病退散にご利益があるっていう、伝説の妖怪!」

ナギ「…アマビエ?」

トワ「アマビエって…あれですよね?数百年前にヤマトのクマモト地方に現れて、『疫病が流行ったら私の姿を絵に描いて見せなさい』と言って海に去っていったっていう…」

ハヤテ「そーそー、それ!コロナが早く落ち着くように、俺も書いてみ…」

シン「きもっっっっち悪い絵だなまったく」

ハヤテ「食い気味に力一杯言うんじゃねーよ!;」

リュウガ「妖怪感は半端ねぇんだがなぁ」

ナギ「…どうやったらこんな絵が描けるんだよ」

ソウシ「ナギにだけは言われたくないと思うよ」

※ウチのナギさんは絶望的に絵が下手です

リュウガ「ところでお前ら!今の俺達には、アマビエを絵に描いて世に広めるのと同じくらい重大な任務がある!何だか分かるか?」

シン「…読者のコメントへの返事ですよね?」

リュウガ「おぉ!さすがシン!察しがいいな!」

ハヤテ「いや、シンじゃなくても分かるって」

トワ「完全にいつもの流れですもんね」

リュウガ「今回返事を書くべきは、他でもない!ぎんこだ!」

ソウシ「ぎんこさんか。懐かしいね。確か、当時小学生の息子さんと一緒にウチの小説を読んでくれてたんだよね」

シン「息子の名前は悠介だったな」

ハヤテ「もう、かなりでっかくなったんだろうなー」

トワ「僕なんか、身長抜かされちゃってるかもしれないですね!」

リュウガ「そうだ。親子でウチのサイトに足を運んでくれていた読者は他にいない。それを知ったあの時、俺は初めて自分のこれまでの言動を振り返って反省したぞ」

ナギ「…反省してどうにかなるレベルじゃないっすけどね」

リュウガ「どういう意味だ!;」

ソウシ「言葉通りの意味だよ」

シン「……で、例によってウチの管理人は、再びぎんこからコメントを貰ったにも関わらず、いまだに返事を書けていないわけですね?」

リュウガ「その通りだ!」

ハヤテ「だー!またやってんのかよあの管理人!;」

トワ「ぎんこさん、ごめんなさい…っ!」泣

※本当に申し訳ございません…orz by管理人

ソウシ「だけど本当にこれはマズイよね。返事をこんなに待たせているなんて悠介君に知れたら、大人に対する不信感を芽生えさせてしまうかもしれない」

ハヤテ「世の中こんな大人ばっかりだって、絶望されたら嫌だしな」

リュウガ「そうだ。もしもそうなったら、俺は今度こそぎんこに顔向け出来ねぇ!」

シン「今度こそも何も、あなたが今までぎんこに顔向け出来ていたのが不思議ですよ」

リュウガ「だから、どういう意味だ!;」

ソウシ「言葉通りの意味だってば」

ナギ「…まぁ、それはいいとして。早くぎんこに返事書いた方がいいんじゃないっすか?」

リュウガ「よし来た!さぁお前ら!今すぐペンを持て!ぎんこへの返事をしたためるぞ!」くわっ

ハヤテ「船長!俺が書いたアマビエ、ぎんこに送っていいっすか?」

リュウガ「却下!」くわっ

ハヤテ「なんで!?;」

シン「当たり前だろう。その絵を見てアマビエだと分かる奴がこの世のどこにいるんだ」

ハヤテ「なんで!どっからどう見てもアマビエじゃねーかよ!」

ナギ「…いや、違う」

トワ「ナギさん?」

ナギ「あいつは確かもっとこう…くちばしが尖ってた。あと、鱗ももう少し細かい」

ソウシ「え…、なんで分かるの?」

ナギ「この間見た」

リュウガ「何をだ?」

ナギ「アマビエ。甲板にいた」

ハヤテ「甲板に!?;」

ナギ「なんか落ち込み気味だったから話を聞いたら、最近色んな所で描かれているアマビエの絵が可愛くデフォルメされすぎていて、めちゃくちゃ出ていきづらいと嘆いてたぞ」

シン「自分のシュールさを気にしてたのか…」

トワ「是非とも自信を持って生きていって欲しいですね」

リュウガ「いや、だがアマビエが現れたというのは良い兆しだぞ。そいつの正確な姿を絵に表して今一度世に広めれば、コロナも収束するかもしれん。ナギ!アマビエに遭遇したのはお前だけだ。お前がアマビエの正しい姿を描け!そしてそれをぎんこに送るぞ!」

ナギ「了解っす」

そして…

シン「なんだコレ!;」

ナギ「…だからアマビエだっつってんじゃねーか」

ハヤテ「嘘つけよ!俺の絵より酷いって!;」

ソウシ「え、待って…どこからどこまでが何なの?」

トワ「えーっと……あ、これ髪の毛ですか?」

ナギ「それは鱗だ」

トワ「鱗!?これが!?;」

リュウガ「…よりによってナギの前に姿を現しちまうとはな」

シン「アマビエも、人を選ぶべきでしたね」

ナギ「よし、これをぎんこに送るぞ」

ハヤテ「待てナギ兄!ぜってー嫌がらせだと思われるから!;」

ソウシ「ぎんこさん、元気でいるかな?返事が遅くなって本当にごめんね」

トワ「沢山のコメント、ありがとうございました!またいつかお会い出来ることを祈ってます!」

***

ぎんこ様、ご無沙汰しております。管理人のルナです。長らくお返事をお待たせしてしまい、大変申し訳ございませんでした。
ぎんこ様がいつか読んでくださるという淡い期待を抱きつつ、このお返事を書いております。

ぎんこ様に初めてコメントをいただいた時は、それはそれは仰天しました(笑)
まさか、小学生の息子さんも一緒に当サイトの小説を読んでくださっているとは!
文中の船長ではないですが、それを知った時、「…え、ちょっと待って。私今までどんなもの書いてた?子どもが読んで大丈夫なやつ?教育上ヤバイ事とか書いてない?」と慌てて自分の作品を振り返ってしまいました(ノ∀`*)
結論から言うと、私の小説は子どもが見て大丈夫か云々よりも、そもそも文章として成立していないことに気付いた次第です(笑)
だけど、お子様も笑って読んでくださっているとのぎんこさんのコメントは、本当に励みになりました◎嬉しかったです(^-^)
あの頃、ネタづまりや自分の力量不足に悩みながらも細々とサイトを続けていられたのは、ぎんこ様をはじめとする読者の皆様のおかげです。
ぎんこ様。こんなに更新が遅く、拙い小説しか書けない私に優しく楽しいコメントをくださり、本当にどうもありがとうございました(*^-^*)
いつかまた恋海やこのサイトを思い出した時は、是非立ち寄っていただけたらなと思っています。シリウス海賊団の旅は、まだまだ続いていますので◎
それでは!ぎんこ様と悠介君の幸せを願って。
またお待ちしております!ルナでした☆

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