07/14の日記

23:46
色々思う
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先日届いたBANANA FISHの公式ガイドブックを寝る前に少しずつ読み進めてるんですけども…これホントに面白い!
本編の解析もすごく共感するんですが、アメリカ史や世界情勢・組織や特殊部隊や映画史などのあの世界の背景部分もとても丁寧に解説されていて面白い!
改めてBANANA FISHの背景部分の奥行きの魅力を感じました。あの舞台があるからこそキャラクターの魅力が増すんだよなあと改めて思う。
よく考えたら「タックスヘイブン」とか「ペーパーカンパニー」とか「KGB」とかその辺って多分BANANA FISHから最初に吸収したんだったわW
サリンジャーやヘミングウェイに興味を持ったのも間違いなくこの作品が私には入り口でしたし、未だに観てない女優グレタ・ガルボ(アッシュが例えられてた)の作品も観てみたい。
ニカラグアとかホンジュラスって地名もBANANA FISHが多分入り口だった。
…うーんそう考えると自分の過去に多大な影響及ぼした作品で、色んな興味の蓋も開けてくれた作品だったなあ…。
今思うとやっぱり映画好きな琴線にもすごく引っ掛かるものが沢山ありましたし(知らない映画ネタも沢山あってアッシュや英二がさらりと例えてるの見てすごく気になってた)好奇心沢山刺激してくれた作品だったなあ…。

あとこれきっかけに久々にアッシュのモデルにもなった故リヴァー・フェニックスについて改めてちょっと調べてみたんだけども。
私が元々知ってた情報はホントに少なくて出演映画で全部きちんと観たのは「スタンド・バイ・ミー」と「インディ・ジョーンズ最後の聖戦(リヴァーはインディの少年時代の出演)」だけだし、彼がおそらくドラッグの過剰摂取で23歳の若さで亡くなったという位しか知らなかったんです。
で、今回改めて調べてみたら…ちょっとアッシュを彷彿とさせる所もあった人なんだな、と改めてその人生に胸を突かれた気がしました。
彼のインタビュー報道に関しては真偽色々な説があるみたいですね。
ちなみにリヴァーとキアヌ主演の「マイ・プライベート・アイダホ」はまだ全部はきちんと観てないんですが…あれ観たらBANANA FISHのラストの方が主役の心情的にはよっぽど救われてたんじゃないかなと思う←
というかホントにリヴァーは稀有な凄い魅力の役者さんだったけど切ないな。切ない人だ。切ない位真っ直ぐでひたむきで愛おしい人だよね。流れ星の様に駆け抜けた人。

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