とある禁書の二次創作
□大化菓祭!
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黒マントに、牙を生やした吸血鬼姿の上条が呟いた。
上条当麻「どういうことだよ……」
一方通行「あァン?」
白い獣耳に、もふもふとした尻尾をブンブンと振っている一方通行が反応した。
狼男のつもりらしい。
上条当麻「今日が10月31日で、世に言うハロウィンってやつで、俺たちが奇抜な格好をしてるのも理由は分かる」
一方通行「……で?」
浜面仕上「ようするに、この後どうすんだ? ってことだろ?」
上条当麻「その通り! ナイスフランケン!!」
浜面仕上「意味分かんねぇよ」
こめかみ辺りにネジが刺さった、縫目だらけの顔をした浜面が答えた。
言わずもがなフランケンである。
一方通行「折角のハロウィンだから何か書こうとしたらしいが、思いっきりネタ切れだとよ」
上条当麻「ふざけんな! 俺たちがコスプレし損じゃねぇかッ!!」
浜面仕上「ネタがあっても得はねぇけどな」
そこで、一方通行が数枚の紙束を持ってきた。
一方通行「ハロウィンとは関係ねェが、久しぶりの短編だ。何かやらなきゃ締まるモンも締まらねェしな」
上条当麻「ん? なんだそれ?」
一方通行「作者(チュン)が購入した電撃文庫の一覧だ」
浜面仕上「本当に関係ねぇッ!!?」
●なかがき●
どうも、チュンです。
本日、2011年10月31日、ハロウィン。
ハロウィン小説を書こうと思ったのですが、
まさかのネタ切れで、予想以上に何も書ける気がしません……(泣)
しかし、何も書かずにいることも出来なかったため、私の手持ち電撃文庫を主軸としたトークを三主人公にやっていただきました。
次のページから始まりますが、
興味のない方はリターンしていただいて構いません。
こんなことが続かないように
私は一度、黒い翼で粉々になった方がいいのかもしれませんね(汗)
一方通行「覚悟は、出来てンだろォなァ?」
その後、
チュンの原形を見た者はいない……。