万屋グループ
□グループ 最終話
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はずだった……。
アレイ☆『残念ながら、グループ。君達以外の万屋は全く同じ功績を上げている……』
グループ「「「ーーッ!!?」」」
モニターを確認すると、確かに“グループ以外”の万屋は五分五分といった功績ばかりが並んでおり、最優秀を決めるのは不可能に見えた。
アレイ☆『と、いうわけだ……。万屋諸君には申し訳ないが、再び競争を始めてもらおうか……』
ざわざわと各々が口を開く。
その中で、一際目立つ会話があった。
一方「オイ、まだ続けンのかよォ……」
土御門「“負けっぱなし”ってのは、気分がいいものじゃねぇんだぜい」
結標「まぁ、他の万屋と並んでいないのが“私たちだけ”っていうのも癪だし……」
海原「もう一度、改めて頑張ってみましょう」
杉山「……まぁ、成果が出なけりゃ意味ないけどね……」
海原「剥がしてもいいですか?」
結標「飛ばすわよ?」
一方「死ね」
杉山「デジャヴ!!」
アレイ☆『グループ、何を話し込んでいる……』
モニターから、アレイスターの声が聞こえた。
アレイ☆『君達だけは、廃業だぞ』