期間限定駄文小説部屋
□染マリ染マラレ君ノ色
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ソーマのビックリしてる顔。
それが第一に目に飛び込んできた。それもそうだよね。普段は任務で失敗ばかりのこの私がソーマを押し倒してるんだから。ちなみに、只今ソーマの腹筋の上に跨がっています。ふにふにと少し強く押せば、堅すぎてなのかなんなのかで直ぐに元の形に戻った。ふむ、堅さは良好だ。
「…おい、退け」
『いや』
「お前、今日なんか変だぞ」
『…そうかもね』
でも、そうさせたのはソーマだよって呟いて、ソーマの腹筋を隠す邪魔な真っ黄色のシャツをぺろりと捲った。やっと会えたね、ふっきんさん。
私の行動1つ1つに驚いているソーマの顔を少しだけ拝んで、また目の前の腹筋に目を戻す。
と、ガプリ。
私はソーマの腹筋に噛みついた。うーん、噛むにはちょっと堅すぎたかな。それでも私はお構い無しに褐色の肌を、正確には腹筋を堪能した。でも、それをされてる本人は黙っちゃいなかった。手で肩をグイグイと押して、私を腹筋から引き剥がそうとしている。ふふん、今回ばかりは負けないよ。腹筋の為に。
「はな、れろっ…!」
『いやだってばー』
「なんで…こんな事…」
こんな事、か。
確かに、普通の、ごくフツーのオンナノコならこんな事しないだろうけど、私はそんじょそこらのオンナノコとは一味違う。いいこと?ソーマ。私は、とってもメンドクサイ女なの。
でも、
『ソーマが好きだから。だから、』
私の愛はアナタに沢山注いでるつもり。だから、
『私をソーマで一杯にしてよ』
染マリマショウ、貴方ノ色二。
あれ、染められてるのは、一体どっちなんだろう
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物凄い腹筋の数(笑)
でも腹筋を愛してるがためなのさ。許して←
ソーマの腹筋噛みたい願望も強いんだけどね←