君が居なきゃ駄目なんだ

□ある日の夜
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エイリア学園

コンコン。
ガゼルの部屋のドアをノックする。
「はい」
中からガゼルの声が聞こえたのでドアを開ける。
「…ガゼル…ー一緒に寝てくれないか?」
「…またか、バーン」
バーンは手に枕と毛布を持っている。
現在夜の10時を廻ったとこ皆グースカピー寝てる中。バーンはガゼルの部屋を訪ねていた。
「昨日も一昨日も来たよねバーン」
「う…ゴメン…」
ガゼルはテレビを見て胡坐を掻いている。
「まっいーけど。ほら、入りなよ」
「う、うん」
そしてバーンはガゼルの隣にちょこんと座り込んだ。「…テレビこれなにやってんの?」
「見て解らないのバーン。お笑い番組とゆー奴だよ」
「お笑い?んん?笑うの?」「全然」
「んじゃなんで見てんの」
「あのワックス野郎に言われたんだ。見ろって。なんで見なきゃならないんだ」
ハァーとガゼルは溜息を着いた。
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