もんぶらん。

□『出来る…けど……』
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『ふぁ……ぁ……』



あ、どうもこんにちは。主人公の空です

いやぁ、今日もいいお天気ですよね

今日は布団を干すんだ、って晴さんが意気込む気持ちが分かります

こういう日は外に出てモンブランでも食べるのが…




「おい空。どこ行こうとしてんだよ」





…見つかってしまった

よりにもよって獄寺隼人氏に





『いえ、少しばかり糖分補給を…』

「角砂糖でも舐めとけ。今から会議なのを忘れたのかよ」

『うぅ…面倒……はい、隼人さん愛しの10代目が仕切るんですもんね出ないとですね』

「分かってるならいい」




若干脅されながらも、俺は(面倒な)会議に出席するため廊下を歩く



長い長い廊下を歩くと、大きな大きな扉が俺の前に立ちはだかる

これが、このボンゴレ邸の会議室




『失礼します…』




とりあえず一礼しながら中を伺う

そこにはすでに、ツナさん以外の皆さんが揃っていた




「おぅ空、お前も来たか」

『武さん。皆さんにも収集かかってたんですね』




そう言いながら俺の指定席に座る

ツナさんとリボーンの間の席。ツナさんはまだ来てないのだけれど




そう思っていた矢先、会議室の扉が開いた

そこには俺らを収集した張本人、ツナさんの姿が




「…遅ぇじゃねぇか、ダメツナが」

「ダメツナじゃないし。なんでみんな揃ってるんだよ」

『……え、ツナさんが収集したんじゃないんですか?』

「なにそれ。俺今ここに呼び出されたんだけど」




みんな、ツナさんに向けて訳の分からない顔を向ける




「…ねぇリボーン。どういうこと?」




若干…というより、真っ黒なオーラを背負ったツナさんがリボーンに問いかける




『…え、犯人リボーンかよ』

「あぁ。雲雀とか骸は俺が読んでも来そうにないしな」

「で、勝手に俺の名前使ったわけか」

「教え子なんだ。自由に使っていいに決まってんだろ」

「決まってないから。俺にも人権あるから」




そしていつもの言い合いが始まる

これが始まるとなかなか終わらないため、俺たちは放置することにした








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