黒子のバスケ
□HALLO WEENに向けて-青峰大輝-
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「もうすぐハロウィンだよねー。」
「おー。」
「今年もやりますか?」
「こりねーな、理央も。」
去年も仮装をしてキセキの世代のやつらにお菓子貰ったりイタズラしたり赤司に怒られたりした。
「赤司君があんなに怒るとは思わなかったなぁ…。」
「あんときの赤司は機嫌悪かったからな。」
去年の事を思い出しながら今年はどうするか悩んでるようだ。
しかも今年は高校初のハロウィンだから余計に気合が入ってるみてぇ。
オレはめんどくさくなってきたから月バスを読む。
「ちょっと!?聞いてる!?」
「はいはい、きーてるきーてる。」
「聞いてないじゃん!!」
ふんっ!!って顔をそらしてふてくされ始めた。
「おい。」
「なによ…!!んんっ…!!??」
「んっ。」
「…大輝?」
「せっかく2人きりだっつーのにハロウィンのことばっかはなしやがって。」
“だったら狼になってやるよ!!”
(そんなに楽しみなら今なってやるよ)
(今はいい!今はいい!)
(遠慮すんなって)
END