デュラララ!!

□大切な…
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今私の目の前で1人の少女、理央が楽しそうに洋服を選んでいる。
私は昨日、

『セルティ!!明日暇なら私の家に来て!!』

と、いう内容のメールが送られてきた。
なんだろう??って思いながら、

『あぁ、良いよ。明日は仕事が無いから。』

来たメールに返信をすると、すぐまたメールがきた。
開いてみると、

『ありがとう!!いつでも良いから来てね!』

と、書いてあり、私は久しぶりに理央と会えるんだと胸を踊らせていた。
そして今に至るのだが…。
どうやら理央は明日静雄とデートらしく、着て行く洋服に迷っているみたいだ。

「ねぇ、セルティー!?ワンピースの方が静雄は喜ぶかなっ!?それとも短パンかミニスカっ!!??」

私は急ぎながらPDAに文字を打つ。

『とりあえず落ち着け理央!』
「あーん!!どうしよぉっ!?」
『静雄…はどういうのが良いかはわからないけど…、私は理央のワンピース姿は可愛くて好きだ!』
「やっぱり普段から短パンとか履いてるせいか、ワンピースの方がギャップ出るよねっ!?」
『んー…、私は清楚な理央が好きだよ。』
「いやん!!セルティったらーっ!」

理央は私に抱き着きながら叫んだ。

『静雄が羨ましいなぁ』

私はPDAに打ったが理央には見せずすぐ消した。
私は普通の人間じゃない、だからこの気持ちがなんなのかは解らない。
理央は大好きだ、でも新羅とは別の“好き”だと思う。
多分これは“大切な友人”





“君は大切な親友”
(今度は私と一緒に休日を過ごそう)
(もちろんだよ!!)





END


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