デュラララ!!

□HALLO WEENに向けて-折原臨也-
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「ねぇ、臨也はハロウィン楽しみ?」
「そりゃ楽しみに決まっているじゃないか。」
「じゃぁみんなを呼んでパーティーしようよっ!!」
「………え…?」

俺はまさかの提案に唖然とした。
てっきり2人だけで過ごすもんだとばっか思ってたしね。

「俺は2人で過ごしたいんだけど?」
「……2人じゃ楽しくないよね?」
「酷い事言うね?俺と2人で仮装してケーキ食べたりするのじゃ不満なの?」
「…っ!?臨也も仮装してくれるのっ!?」
「まぁせっかく理央と過ごす初めてのハロウィンだからね。」

俺がふっと笑いかけると理央は頬を染めて俯いた。
可愛い。

「じゃぁ臨也は黒にゃんね!」
「え?俺がネコなの?普通は女の子でしょ?」
「私は…」
「理央もネコになりなよ。」
「私の話を聞いてよ!!」

反論を聞かず、俺はハロウィンに向けて頭で計画を建てる。
一緒にネコ…うん、悪くないな。
頬をむぅっと膨らませながら俺をぽかぽか叩く手をとって耳元で囁く。




“一緒に…にゃんにゃんしよ?”
(えっ!?ちょっ!?)
(赤くなっちゃって可愛い)





END


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