デュラララ!!

□HALLO WEENに向けて-門田京平-
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「ねぇねぇドタチーン!!今年のハロウィンパーティーはどうするー!?」
「あぁ、俺は理央と過ごすからパス。」
「そりゃあ無いっすよ門田さぁん!!」
「じゃあじゃあ今年は理央ちゃんも一緒にって事で!!」
「それは名案っすよ狩沢さん!!」
「でしょー!!」
「…俺に拒否権はねえのか?」
「「あるわけない!!」」
「あ!渡草さんも参加するっすよね?」
「えっ!?俺もっ!?」
「みんな一緒の方が楽しいっすよ!」

俺と渡草は遊馬崎と狩沢のテンションについていけず、大きな溜め息を吐く。
理央とは初めてのハロウィンだから大切に過ごそうかと思っていたんだが…無理だな、こりゃ。

「ドタチンは理央ちゃんにどんな格好して欲しいー?」
「やっぱり萌え萌え系っすよねっ!?」
「……ネコ。」
「「「…………。」」」
「なんだよっ!!??」
「ドタチンったらヤラシー!!」
「まさかの萌え萌えアニマル系っすか!?さすが門田さん!!レベル高いっす!!」
「いやいやゆまっち!!今はネコ耳なんて珍しくないっしょ!?」
「だからこそ定番に行く門田さんは強者っすよ!?」

俺は渡草から冷たい目で見られ、狩沢と遊馬崎からは興奮したギラギラの目で見られ、居たたまれない気持ちを隠したくて俯いた。



“……あいつに似合うよな?”
(でも絶対可愛いよね!!)
(さすが恋人の門田さんっす!!)
(……門田……)
(こっち見んな!!)




END


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