楽園の夢
□設定
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周囲の人々
・スミス
留学生で、銀の大学の親友。金髪碧眼、サイドポニーテールとかなり目立つ容貌。しかも似合っている。
故国でいったん大学に入った後から日本の大学に行こうと決めたので、銀と学年は一緒だが歳は上。
女の子大好きでチャラく見えるが、根は真面目。銀とジョンのことも、自身は男なんて冗談じゃない、と思いながら、あの二人ならアリ、と認めている。
というより、銀がしあわせならなんでもいーやと思っている。
・甲斐三兄弟
赤虎、中虎、黒虎の三つ子。同郷の助教授、ベンを慕って甲府から進学に上京した。
一卵性ではないので、「瓜三つ」というほどではないが、顔立ちはよく似ている。しかし髪の色が名前の通り。赤虎は赤めの茶髪、中虎は栗色。
同じ山育ちな銀と気が合う。
黒虎は幼い頃の事故で片目を失っている。が、眼帯をバンダナにするなど、ファッションを楽しんでいるもよう。ポジティブ。
・ベン
銀たちの大学の助教授。助教授ながら学生からの人気は高く信頼も厚い。
仕事熱心過ぎて独り身。花の独身と本人は言い張る。
購買でクロスと言葉を交わすのを楽しみにしている。
・クロス
銀たちの大学の購買の『お姉さん』
姐御肌でサバサバしており、学生たちに好かれている。
離婚歴があるのを少し気にしているが、その分経験が豊富だと学生たちからよく相談を持ち掛けられる。
ベン助教授にほのかな思いを寄せるも、彼の好きな商品を取り置き、気のないフリをして楽しく言葉を交わす。それで精一杯。
・武蔵、紅桜、ウィルソン
ジョンの会社の同僚や、親しくしている取引先の営業など。仕事上の付き合いだが、友人と呼んで差し支えない。
銀の存在やその関係を知っていて、理解を示し生あたたかく見守り、時にジョンを犯罪者扱いする。
ジョンが持たされる弁当の、家庭的な献立に惹かれて、たまに夕食に呼んでもらうのが楽しみな、独身組＆単身赴任者。
そして毎回アテられる。
・赤目
ジョンと銀が住まう街にある、忍術道場主。
笑いを誘う肩書だが、本物の忍者の子孫で、道場で教える術も本物。
ただし肝心なところや、秘伝的な部分は巧みに隠している。
本物だけあって実は評判高く、国内のみならず海外にも多くの弟子や弟子志願を抱えている。
愛妻家の子沢山。先祖代々から仕えてきた家来衆（陣内、霧風）や、かつてのライバルから託された遺児、哲心（小学生）なども含めたかなりの大家族。
ジョンとは彼の仕事を通じて知り合った。海外の忍者好きな取引先にせがまれ、繋ぎを探していて案外近くに在った道場に行き着いたらしい。
今時珍しく、素直で礼儀正しい銀を、武術の素質も見込んだ上で気に入っている。
たびたびジョンをオマケ扱いするが、ふたりの関係を結構面白がって眺めている。
忍術道場主の肩書の陰で、ボディガード業も請け負う。『見えない護衛』として、その筋での評価は高い。
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