冒険
□第1章
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皆はRPGとはどんなものを想像するだろうか
俺は普通にかっこいい勇者と可愛いヒロインがいればそれで十分だ
あぁ、紹介が遅れた
俺はRPGをこよなく愛す男
瀬能慎だ
RPGの世界に行って冒険してみたいものだ
「あーRPGの世界行けないかな〜」
ふざけたことを言っていると声が聞こえた
頭の中に直接響くような声だった
『貴殿さっきの言葉に偽りはないのか』
「だ、誰だ!?」
だらーと寝転がっていたベッドから跳ね起きた
『貴殿を見込んでこれから別次元に飛ばす』
「いみわかんねぇよ!」
『せいぜいがんばるがいい』
「俺の同意は無視!?」
『いってら』
「おいいいいい!」
周りが光に包まれた