今、再び
□5話 襲撃
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?>近藤さん、入るぞ。
近藤>おう。入れ。
近藤の部屋に入ってきたのは、土方と沖田、奈穂だった。
近藤>!!
沖田>こいつをここに連れてきたのは・・・・・
沖田は土方に言ったことを近藤に言った。
話を聞き終えた近藤は奈穂に言った。
近藤>情報提供感謝する。だが、我々が動いたのはあたりまえのことだ。礼などいらない。
奈穂>しかし・・・。
近藤>気持ちだけで十分だ。
奈穂は黙っていたが、「これが、真選組か。」と呟いた。
近藤>ん?どうした?
奈穂>いや。こちらの話だ。
奈穂がそう言った直後、奈穂の目つきが鋭くなり、さらに刀を抜いた。
全>!?
その5秒後、沖田も刀を抜いた。そして二人揃って部屋から飛び出した。
――ガキーーンッ――
刀が交わっていた。
沖田>誰でィ。てめぇ等。
男>俺達は幕府の者だ。
沖田>なんで真選組狙ってんだ。
役人>勘違いしないでほしい。俺達が狙っているのは・・・
その男は顎をしゃくった。その先にいたのは、
役人>あの女だ。
もう一人の男と対峙している奈穂だった。