今、再び
□3話 悲しみの再会
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奈穂と桂は細い道を走っていた。走りながら桂に高杉のことを言っていた。桂は心底驚いていた。
桂>おまえは高杉と俺等、どっちにつくんだ?
奈穂>銀時にも同じこと言われたぜ。高杉には、つかない。というか、つくんだったらお前等に言わないだろ?
桂>・・それもそうだな。・・・しかしお前は、それでいいのか?
<奈穂>大丈夫だ。ったく、お前等は俺が仲間との繋がりを断ち切れないほどやわだと思ったか?
桂>そうか。ならいい。
その後、二人は銀時と合流した。桂は無線で自分の志士に連絡をとり、人数を増やしてターミナルへと向うように指示した。
桂>俺の仲間がターミナルにつくのにはやくて1時間はかかる。
奈穂>それじゃ間に合わない。おまえ達だけでも今から向かってくれ。
銀時>お前は?
奈穂>俺は住民を避難させる。
銀時>どうやって?
奈穂>俺に考えがある。任せておけ。戦いが始まるまでには、そっちに着く。
桂>気をつけろよ。
奈穂>お前等も。
ここで三人は別れた。